住まいノート

2018年竣工を目指し有名建築家と傾斜地に建つ平屋住宅を設計中。家づくりの失敗談やアイデアなどを掲載。

注文住宅で覚悟しておくべき予算オーバーとその対処

こんにちは、セミシゲです。ファーストプランから2週間に1度のペースで打ち合わせを繰り返し2ヵ月。なんとか設計図が形になってきました。設計工程も中盤戦に突入です。

ファーストプランからの振り返り

ファーストプラン提示後から打ち合わせを3回ぐらいしましたが、実はあれから基本的には何も変わっていません。収納が少し増えたぐらい?色々と口頭で説明されていた内容が詳細な設計図に落とされている感じです。

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まあ素人が下手に口を出すより良いかもしれないですよね。但し使い勝手の部分は自分達しか分からない部分なのでシッカリと要望を伝えた方が良いと思います

 

工務店に概算見積依頼

ある程度家の骨格が見えてきたので工務店に概算見積を依頼し、現在の設計の妥当性を確認します。いくら素敵な設計図でも予算が足りなければ無意味ですからね。

 

「大変です!予算が足りません」

 

色々な経験談で聞きますが、やはりウチも予算オーバーしてしまいました。建築家としては予算上限まで使い切りたいので、設計段階では予算オーバーしておいて要望削るのが既定路線なんですかね?

 

降りかかるコスト削減圧力

一応、現時点では少し要望を削って予算内に収めたものの、それって今後要望言っても「予算が無いのでダメ」って事ですよね?

 

予算の話になると 

「世の中お金が全てなんだよ!」

って露骨に言われ、自分の無力さを思い知る様で非常に辛いです。嗚呼、俺の頭の中で中島みゆき「空と君のあいだに」がリフレインしてるよ。空~と君との間には~♪

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ここまできたら例のアレ言うしかないよネ。

 

アレですよ。アレ。

 

「同情するなら金をくれ!」

 

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あー、スッキリした(笑)。話が変な方向に行きましたが、もうそんな想いしたくない!!ってのが正直なところです。

 

やむなく予備費投入

少しの要望も言えない家づくりなんて息苦しくて、何も楽しくないじゃないか!という事で、初期段階にも関わらず予備費投入!

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「ホレ、ホレ!金さえあればイイんだろ?」

と札束で頬を叩く様に、要望言いまくってやりますよ。ワッハッハッハ(←外道)

 

それ以降、堰を切ったように要望を言いまくったら速攻で予算が底をつきましたが(笑)細部が素敵になったので非常に良かったと思ってます。僕の教訓としては、設計者も予算ギリギリ使い切る事を狙ってくるので「予算は正直に伝えるず、予備費を隠し持て」という事でしょうか。

とはいえ初期段階で予備費を使い切ってしまったもうあとが無いセミシゲ家、今後起こるであろう不測の事態に対応できるのか?乞うご期待!