建築家との家づくり | 住まいノート

2018年竣工を目指し有名建築家と傾斜地に建つ平屋住宅を設計中。家づくりの失敗談やアイデアなどを掲載。

簡易上棟式に最低限必要なもの!やらない人も覚えて欲しいこと

上棟完了の報告を受け「簡易的な上棟式」をしてきました。本当は上棟当日にできれば良いのですが、私の都合が合わずに直近の休日に開催しました。上棟式って何するの?って方もいらっしゃると思うので基礎から分かりやすく説明していきましょう。

上棟式について正しく理解しよう

上棟式」って正直良く分からないですよね。そもそも「棟」って何?やる必要あるの?というのが率直な声ではないでしょうか?上棟式をやるにしても、やらないにしても、まずは正しく上棟式を理解しましょう。何も知らずに「ご祝儀を払わされた」感覚だけ持つと不満や後悔が残りますから。

上棟(棟上げ)とは

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上棟とは屋根の1番上の骨組み(棟木)までを組み上げる事を言います。昨日まで基礎しか無かった所に1日で家の骨格を作る大工の1大イベントであり、施主としては本当に家が建つ事を実感をする感動的な出来事でもあります。たった1日で家の骨組みが出来上がるなんて凄いですよね。でもそれには理由があって、関係者が入念な準備をしてくれたから寸分違わず材木が組み上がっていくのです。

 

上棟式とは

つまり上棟式とは「工事の安全祈願」「無事に家の骨組みが出来上がったお祝い」「上棟の功労者へのねぎらい」が主目的となります。特に上棟まで頑張ってくれた棟梁、大工を十分に労ってあげましょう。

 

上棟式をやる必要はあるのか?

皆さん、最初に気になるのはココではないでしょうか?予算を切り詰めながらやってきた注文住宅です。上棟式の費用も惜しいというのが本音ではありませんか?もちろん上棟式は施主からの感謝の気持ちですので、実施しなくても何も問題ありません。しかし良く考えて欲しいのは、上棟式の日が棟梁、大工と初顔合わせの日であるという事実です。特に職人さんって良く言うと「客に媚びない」悪く言うと「愛想が悪い」イメージですよね。

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そんな職人さん達とコミュニケーションを築き、気持ち良く現場を見に行きたいなら、何らかの心遣いを見せるのが良いと思います。ご祝儀を渡すのが難しいなら、昼飯だけでも用意するとかはどうでしょうか?まっ、僕もご祝儀渡してもコミュニケーションを築けた気がしないので効果は微々たるモノですけどね。

 

上棟式に用意するもの

我が家が上棟式をするにあたって用意したものを挙げてみました。たいした物を用意する訳でもありませんが、人数分となれば荷物がかさばりますよね。ですから、お弁当等は宅配業者に依頼して荷物を減らした方が楽チンです。

  • ご祝儀(5,000円×大工6、5000円×工務店責任者2)
  • 塩(適量)
  • 米(1合)
  • 日本酒(1升)
  • お弁当、お茶(参加者全員分)
  • お土産(ビール2缶×人数)

ちなみに私が依頼した工務店は棟梁を立てない方式だったのでご祝儀が一律でしたが、棟梁にはご祝儀を増額するのが一般的な様です。あと建築家にも何かお礼をしたいと思い、ご祝儀とお土産の代わりにワインを贈りました。

 

上棟式当日の流れ

では実際に上棟式で何をするのでしょうか?我が家を参考に、上棟式の流れを確認してみましょう。

棟木に幣束を立てる

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写真中央に写っている稲妻型の紙と木を幣束(ヘイソク)と呼びます。まずはこの幣束を棟木に立てます。こんな高いところに素人が上るのは危険なので、大工さんにお願いします。ちなみに幣束は工務店に用意して頂きました。ありがとうございます。こんなのどこで売ってるんだよ!と思ってたら普通にネットで売ってた(笑)やっぱAmazonさん凄いですね。

四方祓い(塩、洗米、酒を撒く)

地鎮祭でもやった四方祓い。まあ慣れたもので、パラ、パラ、パラ。と撒いて終了!と思いきや、傾斜地のため家の四方を回るだけでも意外と大変でした。完成後の家の管理が思いやられます(汗)

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施主挨拶

挨拶に何を言えば良いか分からず

「施主のセミシゲです。今日はよろしくお願います。」

「傾斜地なんで、特に安全に注意して作業してください。」

簡潔過ぎましたね(反省)

今回のミッションの1つは大工さんとのコミュニケーションを築く事ですから、家族全員は紹介すべきでした。これから上棟式をされる方には家族紹介は行う事をお勧めします

 

大工さん紹介 

工務店から大工さん1人づつ名前の紹介を受けます。作業していた時は気付かなかったけど、普通に見ると

おじいちゃん!?

半数が60歳超えていそうな歴戦の勇者達です。職人の技術には申し分無いですが、この工務店が今後も存在しているか不安になる状況ですね。一般的にも大工を目指す若者が少ない様ですし、おじいちゃん達には100才まで頑張ってもらうしか無いですね(笑)

 

お神酒を頂く

では四方祓いのお酒の残りで乾杯です。

「しまった!!紙コップの準備忘れた!!」と思ったら工務店さんが用意してくれていました。ナイスフォロー!危うく、一升瓶ラッパ飲み大会が開催されるところでした(笑)ところで職人さんって少しぐらいお酒が入った方が、イイ働きしそうな雰囲気を感じるのは僕だけでしょうか?

 

手締め

最後に大工さんの音頭で3本締め。青空の下、息のあった手拍子と掛け声が気持ちよく響き渡ります。普段、僕達が良く目にする酔っ払いの3本締めと違って、職人がやると身も心も引き締まりますね。

 

ご祝儀を渡す

おっと、まだご祝儀がありましたね。棟梁がいれば棟梁にまとめて渡す様ですが、今回は1人づつ渡していきます。

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最後に、、、

全工程終了!おつかれ~!

準備工程を含めると、まあまあ面倒くさかった!この達成感に浸っているタイミングで工務店の担当者が何やら書類を持ち出して

「あの〜、材料費も発生しているので、中間金を頂けると〜、、、」

あっ!?ソレ請求書ですか?すっかり忘れてた!上棟のタイミングが中間金支払いでしたね。

 

上棟式の1番大切な準備。それは中間金かもしれません(笑)