焼杉外壁が半年で経年劣化!?メンテナンスで注意すべき意外な点
入居後半年も経たずに、焼杉の外壁にダメージを発見してしまいました!
「なんで!?」
「ハッ、もしや敵襲か!?」
↑↑只今、混乱しております。
「子供が触った?」
「いや、それにしては位置が高い?」
「ってか張替え、補修が必要?」
「まだローンがひたすら残ってるんだぞ!」
↑↑現実に正面から向き合い中。
流石に半年でこうなるとヘコむわ。もう二度とこんな悲しみを世界中の誰にも味合わせない為にも焼杉の外壁のメンテナンスについてお話ししようと思います。
劣化?色落ち?した焼杉外壁
改めて劣化した部分を拡大して見てみましょう。うーん、見事に炭化部分がはげ落ちてますね。なんか一ヵ所だけ悪意を持って削られた様にも感じられます。
うづくりの様に味がある風情ですね。20年後の経年変化であれば素敵ですが、流石に半年後は困りますね。
まだまだ大丈夫!平屋中庭の焼杉外壁
他の場所は大丈夫でしょうか?中庭を確認してみましたが新築時と変わりなく黒々としています。特に劣化している様子は見られませんね。
焼杉外壁の劣化、汚れの原因は耐久性の低さ
焼杉は耐火性や防腐能力は高い素材ですが、物理的な強度はとてもモロい素材です。例えるなら魔法耐性はかなりあるけど、物理攻撃にはめっぽう弱い魔法使いみたいな?余計に分かりにくくなりましたね(笑)
実際に手で軽く触っただけでも炭の粉が付きますし、強風でも軽く削れて粉が落ちています。今回のケースでは家の周囲に生えた笹が風に揺れて焼杉を擦り続けたのが原因でした。
焼杉の家メンテナンスで注意すべき事
まず焼杉の家を施工する場合は、建築前から家の周囲を確認して、外壁まで伸びてきそうな大きな木がないか?確認しましょう。不安要素があれば建築用足場を組んでいる時がチャンスです。大工さんにお願いして不要な枝を切ってもらいましょう。
また竣工後も家の周囲の整備を怠らない様に注意して下さい。特に春から夏にかけて驚くペースで草木は伸びます。短い雑草を放置していると、背の高い草の急激な伸びにも気付きにくいので雑草をこまめに除草することをお勧めします。