住まいノート

2018年竣工を目指し有名建築家と傾斜地に建つ平屋住宅を設計中。家づくりの失敗談やアイデアなどを掲載。

「家が欲しい」まず最初にすべき事

あなたは家づくりの知識がありますか?

普通の生活を送ってる限り、家づくりの知識なんて無いですよね?ちなみに僕は家を建てようと思うまで全くの知識ゼロでした。

「流行りはオープンキッチンだよね」

「吹き抜けってカッコイイよね」

みたいなTHE・初心者(笑)!でもほとんどの人がこんなレベルではないでしょうか?

 

最低限の知識が必要な訳

そんな初心者が家づくりをはじめたら

  • なんとなく建売住宅を購入してしまった
  • 不動産屋に高額な土地を買わされ、建物にかけるお金が残っていない
  • 勢いで家を作りはじめたが何か「コレじゃない」感がある

そんな悲惨な結末になるかもしれません。その理由は必要な家をイメージできていないから。これから家づくりを検討している人にこれだけは伝えておきたい。 

家づくりの本を100冊読もう

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家づくりの本を読んでいるとたまに

「本を100冊以上読みました」

なんて人いますよね。

「嘘だろ?そんなに読めないだろ?」

って思いますよね?僕もそう思ってました。でも簡単な雑誌を含め100冊以上本を読んだからこそ、我が家は建築家に依頼するという選択肢に辿り着き、家の要望を建築家に伝えられた気がします。

 

本を読む事が大切な理由

自分の好みが分かる

自分がどんな生活をしたいのか?新生活のイメージを作らずに家を建てる事は出来ません。 難しく考えなくても良いので

「こんな雰囲気が素敵だな」

「コレだけは譲れないな」

みたいな自分が大切に思えるものを色々な事例を見ながら探していきましょう

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建築の可能性を知れる

建築って僕達が思っている以上に色々な可能性が秘められています。それなのに僕みたいな素人が設計図を考えると、自分が過去に住んだ家に似たイメージしか浮かんできません。僕は40年近くアパート住まいなのですが、僕が考えるとどうしてもアパートみたいな真四角な設計図が出来上がります(笑)

 

もうね、アホかと。

 

それならアパートに住めよと。

 

今までの生活を何かしら変えたいから家を建てるンですよね?それならまず新しい価値観を自分に取り入れましょう!

「狭小地にも素敵な家が建つんだぁ」

「変形地の方が意外と面白い家が建つなぁ」

そんな建築の可能性を知れば自ずと土地選びの判断力も研ぎ澄まされるはずですし家づくりがより楽しくなるはずです。

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好きな建築家が見つかる

いざ建築家を探すとなると大変なんですよね。建築家検索サイトを確認すれば分かりますが、ウンザリする程沢山の建築家が存在します。いきなり建築家を探すのは難しいので、少しづつ好きな建築家をストックしておいたらどうでしょうか?

 

それでも100冊は読めないあなたに

うんうん。100冊なんて無理ですよね。ウンザリしますよね。そんなあなたにお勧めなのが

渡辺篤史の建もの探訪|テレビ朝日

この番組だけは是非覚えて帰って頂きたい!詳しく説明しだすと小一時間かかるのでココでは割愛しますが建築ファン必見の神番組です。