住まいノート

2018年竣工を目指し有名建築家と傾斜地に建つ平屋住宅を設計中。家づくりの失敗談やアイデアなどを掲載。

有名建築家に決めた!我が家の建築家選び

こんにちはセミシゲです。今回は家を建てる上での超重要ポイント「建築家との出会い」に遡ってお話ししたいと思います。

建築家探しの流れ

家を建てるとなったらまず設計を依頼する建築家を探す必要がありますね。建築家のマッチングサービスも普及してますが、中間マージン搾取されたくないのと、本当の売れっ子はマッチングサービスを利用していないだろうと思い直接建築家を探す事にしました。

 

建築家選びは面談して相性が合えば決定という単純明快な仕組み。ただこちらが選ぶだけでなく、建築家側にもある程度施主を選択する権利がある事に注意してください。

 

お気に入り候補者選び 

さて、まずは依頼する候補者を何人かピックアップしていきましょう。家づくりの基本コンセプトを左右する建築家選びです。しっかりと選ばなきゃね。と、今なら言えますが当時の僕は超テキトーだったりします。何たって家に転がってる建築雑誌2冊の中から選んだからね。

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さっきも言いましたが、建築家選びは相性の問題。恋愛と同じで考え過ぎても何も始まらない。迷ったらとりあえず連絡だ!!

 

いざ建築家と面談だ

和モダンな建築家A氏

雑誌やTVでも多く取り上げられている和モダンの落ち着いた作品が印象的なA氏。会ってみたら、作品からは想像つかない強烈なインパクト!!だって「中世から近代にかけてのアーキテクトの不存在における意匠性」について小1時間ほど熱弁されるからね。完璧に僕の理解力がオーバーフローして、脳みそ溶けてたよ。正直何を言われたのか覚えて無いよ。A氏ゴメン。

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終始A氏のペースで面談は進み計3時間半。まるで林修先生の個人レッスンを受けている気分でした。ただA氏の熱意は充分伝わった。

 

堅実派の建築家B氏

自然素材のシンプルな設計をするB氏。A氏とは打って変わって、物静かなダンディ登場。面談でも一般的な契約の流れと、設計料の詳細を確認。会話の中でも施主の要望を丁寧に聞き取る雰囲気が伺えました。アレ?そういやA氏の設計料って確認したっけ?脳みそ溶けまくりだったから良く覚えて無いや(笑)

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ただA氏との壮絶な面談後の僕達としてはなんか刺激が足りない。何と言うか、大人になって星の王子様カレーを食べた様な物足りなさ?今考えると完璧にA氏に毒されてますね(笑)

 

でも設計料の説明とか明確だったし、低コストに収めるのはB氏の方が上手そう。現実路線で行くならB氏かな?

 

建築家決定しました!

クセの強いA氏か、現実路線のB氏か悩みますね〜。と、思いきやあまり悩まずA氏に決定!選択理由は「建築に対する熱量」ですかね。この熱意があれば素敵な家が出来るはずという気持ちにさせられちゃいました。あと何か普通では無い事をしそうな雰囲気かな。どうせ建築家に頼むからにはオモシロイ家にしたいじゃない?

 

その予想通り、後に普通ではないプランを提案してもらう事になるのですが、それはまたの機会にお話ししたいと思います。