住まいノート

2018年竣工を目指し有名建築家と傾斜地に建つ平屋住宅を設計中。家づくりの失敗談やアイデアなどを掲載。

自宅の檜風呂にカビが((;゚Д゚)))))失敗を繰り返さない簡単お手入れ術

檜風呂って憧れますよね?浴槽がヒノキになれば、もうそれだけで温泉気分!!1日の疲れも吹っ飛ぶ事間違えなしです。

「でもメンテナンスが大変なんでしょ?」

そうですよね。ヒノキ風呂のお値段もさることながら「カビ」や「腐食」の不安感から購入に踏み切れない方もいらっしゃるのではないでしょうか?今日は1年経過した我が家のお風呂を例に木製浴槽のお手入れについてお話ししたいと思います。

我が家のヒノキ風呂(高野槙風呂)

木のお風呂

最初から謝っておきます。我が家はヒノキ風呂ではありません。正確に言うと高野槙風呂。まあ木製には違いないので話の大筋は変わらないと思ってお付き合い下さい。香りはヒノキ風呂に敵いませんが、木の肌触りって何とも言えない柔らかさがあって気持ちいいですね。

 

気になる1年後の「カビ」「黒ズミ」

1年経った我が家の木の風呂ですが、よく見ると気になる黒ズミが見えます(泣)ん?良く見えないって?ではもう少し拡大してみましょう。

木のお風呂

 

【拡大図】汚れのたまる場所

まずは四隅のコーナー部分です。汚れがたまりやすいせいか?少し黒くなっています。コーナーの黒ズミについては意外にも水はけの悪い下部よりもお風呂の水がたまらない上部に発生しています。たまった風呂水が自然に汚れを落としているんですかね?

木のお風呂のカビ

 

【拡大図】頭の当たる場所

あともう1点、黒ズミの発生する場所がくつろいで横になった時に頭が当たる場所でした。これは意外な盲点でした。頭皮汚れが蓄積される場所も注意が必要みたいです。

木のお風呂のカビ

 

カビが発生する原因とは

改めてカビが発生する原因について確認してみましょう。とは言え、難しい話も聞きたくないですよね。ザックリ言うと以下の2つが必要そうです。

乾燥させる

カビは湿度60パーセントを超えると活発的に増殖します。一般的にお風呂は湿気がたまりやすい環境ですので湿度には十分に注意しましょう。乾燥させすぎも木が収縮する問題がありますが、普段使いする限り乾燥し過ぎることはないでしょう。

汚れを溜めない

我が家の対策が不十分だった部分です。カビのエサとなる養分。つまり皮脂汚れを出来るだけ溜めない事が大切です。普通の部屋に置き換えてもカビが発生するの食べ物などの養分がある部分ですよね?

 

お手入れで注意するべき4つのポイント

あふれるぐらいお湯を入れましょう

ヒノキ風呂

お風呂の水位より上のダメージが多い事から、出来ればお風呂のお湯はあふれるぐらいが良さそうです。確かに温泉とかの木の風呂って掛け流しで常時あふれてるイメージですよね。

 

良く洗ってからお風呂に入りましょう

当然ですが体を良く洗ってから入浴しましょう。入浴者の皮脂汚れがカビのエサになってしまいます

 

優しく浴槽を洗いましょう

僕が実施せずに反省しているポイントです。ココで重要なのは柔らかいスポンジなどで優しく洗うという点です。絶対にタワシでゴシゴシしないでください。浴槽が傷ついて余計に黒ズミが発生してしまいます。後はシャワーで汚れを軽く流してください。

 

シッカリ水をきって乾かしましょう

スクイジー

最後に水をきって乾燥させましょう。スクイジーとかあると便利ですし、水がきれるのも意外と楽しいです。体を拭いたタオルで良いので軽く浴槽を拭いて、浴室を換気をしておけば自然と浴槽が乾くはずです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?意外と簡単ですよね?普通の浴槽と違うのは乾燥に気を付ける点だけです。不安が解消されたところで、自宅でのヒノキ風呂生活を始めてみませんか?