建築家との家づくり | 住まいノート

2018年竣工を目指し有名建築家と傾斜地に建つ平屋住宅を設計中。家づくりの失敗談やアイデアなどを掲載。

これから平屋ブームが来る!僕が平屋を建てる理由

なんか最近、密かな平屋ブームが来てる気がするんですよね。グーグルトレンドで確認してみたところ「平屋」のキーワードを検索している人は年々増えているようです。

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そこで平屋を志す者の1人とし平屋の素晴らしさを皆さんにお伝えできればと思います。

なぜ今、平屋なのか?

最近、都心部では3階建を見かける事が普通になってきました。狭小地でも2階リビングにしたら素敵なプランになりますよね。そのうえスキップフロアにしたり半地下+2階建にしたり色々な夢が広がります。ですから僕も3階建を否定する気は全くありません。しかし心のどこかでこう思って部分もあるのです。

「もっと広々と自由に暮らしたい」

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って。最近、雑誌でも平屋特集をよく見ますし、住宅メーカーの平屋プランの宣伝も色々見る気がします。確かに人口減少時代に入り広い土地も余るはずですし、平屋が流行る土壌が出来つつあるのではないでしょうか?

 

平屋のメリット

導線をスムーズにしやすい

自分で理想の家について考えると、家事導線に悩みますよね?「洗濯機からベランダまでは近い方がイイ」「洗濯物を取り込んだらクローゼットに近い方がイイ」「布団を干すのに布団を持って階段なんて上りたくないゾ」「でも1番日当たりが良いのはリビングでしょ」これら色々な要望を階段を挟んだ間取りで叶えるのって難しいです。でも平屋なら簡単に叶えられちゃったりします。また老後に過ごしやすいバリアフリー住宅である点もメリットの1つと考えられます。

 

構造が安定する

2階建と1階段のどちらが安定するか?素人でも分かりますよね?「見てください」この写真の安定感!!ちょっと方向性が違う気もしますが(笑)ドッシリと大地に接地する安心感ってありますよね。

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特に日本は地震の多い国です。耐震性は家を購入する際に評価すべき重要な項目であるべきです。

 

家族のコミュニケーションがしやすい

1階と2階を分けるとどうしても各部屋の繋がりが分断されちゃいます。子供部屋を孤立させたくない。目の行き届くところで子供を遊ばせたい。という要望をお持ちの方には平屋は有効ではないでしょうか?

 

設計の自由度が上がる

単純な話、平屋の方が2階建よりも必要な柱や壁の量が少なくなり開放的な家にしやすくなります。大解放な窓を作りたい人、庭と一体となる家を作りたい人にはおススメです。

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また全ての部屋が1階でありながら屋根裏部屋の要素も兼ね備えているので、屋根勾配を活かした空間にできるのもポイントです。真四角の部屋よりも屋根の形が見える方が「一軒家に住んでる」感があって気持ち良いですよね?

 

平屋をつくる上での課題

建築費が上がる??

平屋にすると基礎と屋根が増えるので、工事費用が上がるという記事を多く見ます。しかし、平屋にする事で階段が不要になるし、トイレも1つで良くなるでしょう。また高い足場が不要になり外壁の工事費用は下がるでしょう。ですから一概にコストが上がるとは言えません。僕が依頼した建築家に言わせると見積の価格交渉材料としてと「平屋だから簡単でしょ?」みたいなイメージ先行で会話できるので、使い方次第では建築費削減の要因ともなりうるとの事です。

 

日当たりが悪くなる

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これが原因で平屋にしたくても、できない人も多いのではないでしょうか?確かにピッタリ隣に3階建が建ったら平屋にしづらいですよね。こればかりは設計ではどうしようもなく土地探しが重要となります。傾斜地とか自然林に面しているとか過疎地とか、平屋を意識した土地を探しをしてください。

 

プライバシー確保

メリットと相反するのですが、家族と言えども1人で集中したい時はありますよね?ですから適度には部屋を分離するという事も重要となります。我が家はを中庭と半地下、ロフトを挟むことで適度に部屋と部屋が分離される設計にしました

 

まとめ

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色々と書きましたが、平屋を建築する理由ってもっと根本的なモノである気がしています。一言で言ってしまうと

「だって平屋の方が気持ち良いじゃない」

身も蓋も無いですね(笑)でも開放的な平屋(縁側)で暑い夏を乗り切ってきた日本の風土があり、日本人の本能が平屋を求める気持ちにつながっているのではないでしょうか?こんな縁側でスイカでも食べながら夏休みを過ごせたら気持ち良いでしょうね。