住まいノート

2018年竣工を目指し有名建築家と傾斜地に建つ平屋住宅を設計中。家づくりの失敗談やアイデアなどを掲載。

意外と簡単だった。地鎮祭の流れや服装、気になる費用は?

家づくり最初のイベント地鎮祭。ほとんどの人が初めての出来事なので何をすれば良いのか分からないですよね。僕の報告で地鎮祭の雰囲気を把握して、やる?やらない?の判断や地鎮祭の準備に役立ててもらえればと思います。

地鎮祭とは

建物を建てる際に土地の神を奉り、敷地を清め工事中の安全と建築物が末永く建ち続けることを願う儀式です。

地鎮祭上棟式の違い

地鎮祭上棟式。全く違うものですが、未経験者から見ればどちらも同じ気がしますよね?簡単に説明すると

地鎮祭 = 工事着工前のお祈り

上棟式 = 一段落ついた打ち上げ

みたいな感じでしょうか?大きく違うのは大工さんが参加する、しないです。地鎮祭上棟式のどちらか一方を行うつもりであれば、僕は上棟式をオススメします

上棟式については

簡易上棟式に最低限必要なもの!やらない人も覚えて欲しいこと - 住まいノート

で詳しく紹介していますので併せてそちらもご覧ください。

 

地鎮祭に準備するもの

こちらは実際のお供え物の写真です。準備すべきものは

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  • 清酒
  • お米
  • 海の幸
  • 山の幸
  • 野菜

が必要になりますが、工務店と付き合いのある神主が全て準備してくれました。これを自分で揃えるのは面倒ですね。

 

地鎮祭の費用

みなさんが知りたいのは費用の相場ですよね?ウチは

「初穂料(玉串料)」(3万5千円)

 のみでした。かなり遠くまで出張してもらいましたがお車代なでも特に出していません。

 

地鎮祭の服装

服装は何でも良いです。僕は泥がつく事を嫌い普通の服装でした。ちなみに建築家も私服、工務店は作業服ですね。しかし記念撮影時にスーツの方が写真映えしますし、気持ちも引き締まるのでやり直しができるならスーツを選びたいです。

 

地鎮祭の流れ

地鎮祭の流れについて当日に神主さんが教えてくれるはずですが、僕は神主の声が聞き取れず見よう見まねで乗り切りました(笑)そうならない為にも大まかな流れだけでも押さえておいた方が良いでしょう。

  1. 祝詞奏上
  2. 四方祓い
  3. 地鎮の儀
  4. 玉串奉奠
  5. 神酒拝戴

祝詞奏上

神主がお祈りしてくれます。頭を下げてありがたく祈りましょう。

少し話は変わりますが、我が家は高台にあり大声出せば自然と声が響き渡るんです。そしたらさ神主さんが、お祈りの中で僕たちの名前と住所を読み上げるものだから、個人情報が町中に響き渡ってました(笑)

四方祓い

施主、建築家、工務店の3者が祭壇の四方に塩、米、酒を撒きます。周り順は北東→南東→南西→北西の順。まあコレは難しいところは無いでしょう。

地鎮の儀

はい。ココ重要!!学校だったら「これテストに絶対出るからな〜」って言われるレベルです。地鎮の儀では祭壇手前作られた砂山を鍬で崩します。 その時に

「えい!えい!えい!」

と叫ぶ必要があります。あと砂山を崩すのは施主だけでなく、建築家と工務店も崩すので1人で崩し過ぎない様に注意しましょう。

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玉串奉奠

榊でできた玉串を祭壇に捧げます。根元側を祭壇に向けて置くのがポイントですね。後は普通の神社の要領で二礼二拍手一礼すればOKです。

神酒拝戴

参加者全員でお供え物の御神酒を頂きます。お酒を飲めない人は口をつけて捨てても問題無いですよ。工務店の方は仕事中のため1滴も飲んでいない様子でした。それなのにお酒に弱い僕が普通に飲んでしまいその後、顔を赤くしてご近所挨拶と工事請負契約を結ぶことになるのですが、その話はまたの機会に。