「ベッド」vs「布団」あなたはどっち派?その違いを徹底比較!
新築や新婚、一人暮らしの新生活を期にベッド派か?布団派か?で悩まれる方も多いのではないでしょうか?特に家を建てる場合ですと設計段階でベッドか?布団か?決定しないといけません。一緒にベッドと布団の選択について考えてみましょう。
- 割合で見る世間の選択状況
- ベッドのメリット『オシャレさ』『片付け不要』
- ベッドのデメリット『落下・転落』『利用用途・人数の固定化』
- 布団のメリット『清潔さ』『部屋の有効活用』
- 布団のデメリット『片付け』『寝床の硬さ』
- オススメのアイデアベッド
- まとめ
割合で見る世間の選択状況
まず世間一般ではどのような選択をされているのでしょうか?少し古いデータですが平成14年 東京ガス調べ では
ベッド派:50.7%
布団派:49.3%
と互角の争いです。という事はどちらかが秀でている訳ではなく、双方に異なる利点がありそうです。それではベッドと布団のメリット、デメリットについて考えてみましょう。
ベッドのメリット『オシャレさ』『片付け不要』
- オシャレなインテリアにしやすい
- 毎日の片付けが要らない
- ソファ感覚で利用でき、いつでも寝れる
「ベッド」と「布団」のオシャレ度でいったら、やはりベッドに分があります。しかも布団をしまう押入れが不要なのも部屋のオシャレ度をUPさせる要因でしょう。ホテルのようなラグジュアリーな暮らしをお望みなら迷わずベッドにしましょう。
ベッドのデメリット『落下・転落』『利用用途・人数の固定化』
- 部屋の使用用途や利用人数が固定される
- 赤ちゃんや小さい子供の転落が心配
- ベッドの隅に埃がたまりやすい
ベッドを置いてしまうと部屋の用途は限定されてしまいますし、部屋の大きさによって置けるベッドのサイズも決まってしまいます。しかしベッドルームは年代によって使い方が変化するはずです。赤ちゃんや小さい子供がいる家庭なら添い寝の為に大きいベッドが必要かもしれません。また2人目が産まれたら、それ以上の大きさが必要になる事でしょう。そして老夫婦になったら別々のベッドで寝たくなるかもしれません。
そうやって年代や家族構成に応じて必要なベッドは変わります。必要に応じてベッドを何度も買い換えられるなら良いですが、そうでは無いですよね?ベッドにより利用用途、人数が固定される点が大きな問題ではないでしょうか。逆に言うと老後の終の住処として家を建てる人にはあまりデメリットは無さそうです。
布団のメリット『清潔さ』『部屋の有効活用』
- 布団を天日干しでき、カビやダニ対策できる
- 掃除がしやすい
- 布団をたためば部屋を有効活用できる
やっぱり天日干しした布団って清潔で気持ち良いものですよね。気持ちの問題だけでなく、布団を干さずに放っておくと梅雨時などはすぐにカビが生えてしまいます。そうならない為にも簡単に布団を干せる事はとても重要です。布団を選択する場合、布団を干しやすい環境、生活動線である事も併せて確認しましょう。
布団のデメリット『片付け』『寝床の硬さ』
- 毎日の片付けが発生する
- 比較的固い寝床となる
あまりデメリットはありませんが、毎日の片付けが布団の1番のデメリットでしょうか?また腰痛をお持ちの方で、マットレスの硬さにこだわる方は布団だと硬さの調整が難しいかもしれません。
オススメのアイデアベッド
ここまで聞いてもどっちも選べないって方。両方のメリットを兼ね備えたベッドも存在しますので、検討してみてはいかがでしょう?
畳ベッド
ふかふかベッドが苦手だけど布団の片付けはしたくない方には畳ベッドがおススメです。また畳が通気を良くしてくれて、カビやダニの発生を抑えてくれます。
布団を畳めばちょっとした小上がり空間に変身する為、空間も有効活用できそうです。実はウチの両親も使っていますが、ベッドに馴染みのない年代にもすんなり受け入れられる様です。
折りたたみ式ベッド
ベッドで寝たいけど空間を有効利用したい人には折りたたみ式ベッドがおススメです。
畳んで立てておけば部屋を有効に活用できるし、布団を乗せたままベッドを畳めば布団を干せるのでカビの心配も無い。少しラグジュアリー感は欠けてしまいますが、気に入ったベッドを見つける事が出来れば 素敵な寝室を作れるはずです。
まとめ
ここまで説明しても、まだ決まらない人いますか?そんな方は極論で
若者=布団
年配者=ベッド
で良いと思います。若者はまだまだ生活が変化していくので布団の方が便利でしょう。逆に年配者は今後さほど生活も変わらないでしょうし、体力面で布団の上げ下ろしが辛くなる事を考慮するとベッド軍配が上がります。